緊急回避と言っても回避先が無ければ新たな衝突事故を生む可能性も有る訳だから
むしろこの様なケースでは自動車自身の衝突安全性にゆだねた方が賢明だろう。
この事からも、一般人が停止状態あるいはそれに準ずる状況からアクセル全開にするなんて事は想定する必要が無いという事が言えるだろう。
つまり、急発進が出来ないようにしておけば良い
という事だ。
仮に静止状態からアクセルを床まで踏んだとしても、
いったんはエンジンがストールしてしまう様にしておき
落ち着いてエンジンを再始動しなければ発進できない
という仕様にするのはそれほど難しいことだろうか?
この様な事を日々考えている中、
オートバックスから、まさにこの解決策が発表された。
「ペダルの見張り番」
この製品を発売してくれたオートバックスセブンには心からの謝辞と賛辞を送りたいと思う。
約4万円(発売時)という価格には企業努力も有るだろうが、
このわずか数万円で、どれだけの命が救えることだろうか?
と思うと、ひたすら頭が下がる思いだ。
この部品の普及を心から祈りたいのと同時に、
メーカーの経営者は、この機能を標準装備させるべきだという事に
是非とも考え及んでもらいたい。