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ADVAN V105とミシュランパイロットスポーツ4が良く似ていて困った件

タイヤ

静粛性を上げる為には、まっすぐな溝

個人的に、
タイヤパターンは直進方向に向かって常に設置面積が変わっていく

「ギザギザ」の多いパターンの方がノイズは大きくなり、
まっすぐな溝の多い方が、無駄なタイヤノイズが発生しにくいと考えている。

そう言う意味でも、
今回の二択において、縦の溝が比較的まっすぐで4本入っている
という点が静粛性には大きなメリットになるだろう。

その上、内側と外側でパターンを変えてあり、
コーナーを攻める際に使う外側をドライに、
直進に使う内側をウェットに、
それぞれ性能を振り分けているという点でどちらも選択肢としては捨てがたい。

ゴム草履でプールサイドを歩くと体験出来る事だが、
水面に対して接地面が大きいほど地面への設置性は下がる(つまり、よく滑る)。

なので、
ウェット性能を上げる為には、設置面積を小さくし、
尚且つ進行方向へまっすぐ溝が有った方が有利だという事になる。

一方、ドライ性能は
タイヤの接地面積が大きいほど有利となるので、
このあたりのバランスが非常に難しい所だろう。

その点、この2つのタイヤについては、
内側をウェット性能に、外側をドライ性能、
とりわけコーナリングのグリップに充てている
という明快なコンセプトのパターンを持っている。

あとはゴム自体の性能がどうなのか?
という事が最終的な性能を決定づける事になるが、
コレばかりは実際に履いてみないと分からないので考えない事にする。

市場価格では、
若干、ミシュランの方が安い気がするが、
今まで使っているADVANの感触も捨てがたい。

実に悩ましい選択だ。

トレッドパターンがよく似ている?

・・・で、同じようなコンセプトで設計されたから?だろうか?

じっくり検討していて気がついたことだが、
よく見ると本当にこの2つのタイヤパターンは実に似ている。

実際には、
同じ縦グルーブ(溝)4本でも

V105が
極太3本+細め1本のストレートグルーブなのに対して

ミシュランPS4の方は
極太2本+中くらい1本+細め1本
その他、細かく見ると当然ながら別物のデザインなのは間違い無い。

しかし、求める性能が似ているから
デザインも似てくるのかもしれないが、
こういう場合、本当に選択に困る。

さて、どっちにしようか・・・

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