アンドレアス・ミケルセンがシトロエンからWRカーに!

毎回、格下のWRC2で参戦する度にその早さを見せつけてくれているミケルセンには、是非ともトップカテゴリーのWRカーに乗って欲しいと常々思っていたのだが、ついにシトロエンから(ステファン・ルフェーブルの代打でスポットとは言え)ワークスカーでのデビューが決まった。

過去にも、突然のワークス撤退により浪人になったドライバーには枚挙に暇がないが、昨年2勝もしている元ワークスドライバーがWRC2で戦うというのも不運なものだと思う。

ミケルセンとしては、いくら今年の報酬が約束されているからと言っても安住せず、WRC2での参戦でも腐る事無く一所懸命頑張ってアピールしていた事が花開いたという事か。
こういった浪花節は、個人的に大好物だ。

過去の例を紐解いて見るまでも無く、腕が有りながらワークスドライバーとしてのシートが無い、という事は往々にして起こる事で、こんな悲劇は今日に始まった話では無いのだが、せっかく盛り上がっている2017年シーズンで、イマイチその波に乗り切れていないシトロエンにとっては、一つのカンフル剤に成るのでは無いだろうか?

本当に急遽の代打。

参戦を見送らなくてはならなくなったステファン・ルフェーブルに感謝したい。

と、シトロエンのボス、イブ・マトンがコメントを出しているが

アンドレアス・ミケルセンをWRCサルディニア戦に起用するというサプライズ決断を表明したシトロエン・トタル・アブ&

本当に急遽、ミケルセンに乗らせる事にした様だ。

それも言ってみれば当然な事かもしれない。
なにせ、シトロエンチームとしてもボランティアでやっているわけでは無く、スポンサーも居ればメーカーのメンツというものも有るだろうし、ズルズルと悪い結果を垂れ流し続けることだけは避けたいだろう。

前評判倒れ?のシトロエン

昨年の一年間を開発に費やして、今年、大きく飛躍するつもりだったシトロエンにとって、これまでの6戦の成績は全く満足できないものだった事だろう。

元々、シトロエンとしては、車さえシッカリ作っておけば勝てる!という思いで今年を迎えた様だが、いざフタを開けてみると

「意外に車が仕上がっていない」
「ドライバーの安定性が無い」

という問題に直面していた。

車の仕上がりについては、今や息子がF1ドライバーになっている「父」カルロス・サインツが協力を表明しているし

 WRC世界ラリー選手権で2度のワールドチャンピオンに輝いているカルロス・サインツは、シトロエンの2017年型WRカーが抱えるサスペンショントラブルの解決に協力する意思を明かした。 2016年シーズンを開発期間にあて、新型のC3 WRCでシリーズに挑んでいるシトロエン。最大のライバルであったフォルクスワーゲンが2016...

あとはドライバーの問題をなんとかしたい、とも思ったことだろう。

そこで、今年スポットでWRC2へシュコダから参戦している、実力派ドライバーのアンドレアス・ミケルセンにお声が掛かった様だ。

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